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PSVitaプログラミング入門を寄稿しました

日経ソフトウェアに寄稿した記事(PSVitaプログラミング入門)が掲載されました。

ここで掲載しているのは、PSMobileSDK(旧PSSuiteSDK)を利用してPSVita向けのアプリケーションを開発する手順や、実際に弾幕シューティングゲームを作成して、制作課程を体験してみようとか、そういった内容となっている。認識している限りでは、雑誌媒体で深くPSMobileSDKを紹介したのは、この記事が初じゃないかと。

これだけでは何なので、掲載までの道のりについていくつかの話を。

ほんとに4月中に公開されるん?

この記事、当初の話の上では先月号に掲載される予定だった。ただ、掲載の前に一つ問題(というか疑問)が。それは

ほんとに4月中にオープンベータが公開されるのか?

ゲーム業界でよくあるイベントの一つとして、リリース直前になって「公開を延期しました」ってのがある。それはみなさんもよくご存じかと。

執筆で掲載するサンプルは、クローズドベータを利用していたので予定通りに進めていた(PSSエミュレータがイマイチだったので、Xperia Arcで開発)が、公表された通りにSCEからオープンベータが公開されないことには雑誌掲載もできないわけで。

とまあ全面的にSCE次第な段取りだったが、最終的に4月中にオープンベータが公開されたので、ほっと胸をなで下ろした次第。

サンプルプログラムに力を入れすぎないで!

先にも書いたが、サンプルコードは「シンプルな弾幕シューティング」。これは編集者さんからの要望でそうなった。

内容の打ち合わせ中に念押しがあったのは「サンプルプログラム制作に力を入れすぎて、原稿の方が疎かにならないように気をつけてください」と。「ああ、執筆者側の気持ちは分かるなあ」と話を聞いていた。

その忠告通り、サンプルコードそのものは2Dゲーム制作に必要なポイントを押さえたシンプルなシューティングゲームとなった。「遊べるかどうか」という視点から見ると、もうちょっとギミックを追加する必要があるだろうが、掲載するページ数の制約もあるので、サンプルコードはシンプルなものに。

ま、そんなこんながあったので、ぜひお買い上げを…。