UnrealEngine4関連でドキュメントを読んだり、試作してみたりしての今までの感想などの思いつくままに書いてみる。こういった定期的なアウトプット大事。
BluePrintのリファレンスマニュアルは淡泊
UE4のBluePrint関連のチュートリアルはかなり充実しているが、BluePrintのAPIリファレンスは、かなり淡泊な感じ(関数名と概要、あと入出力(変数名、型など)が書いてある程度)
ただ、概要が書いてあるのは良い方で、変数名と概要が同じになっている関数をちらほらと見かける。多分、更新スピードにメンテナンスが追いついていないためだと思っているのだが(初期のAndroidのようだ) 現状はBluePrintの関数名や引数で使いどころが想像つくので、どうにかなっているが(BluePrintもコンパイル時に丁寧なエラーメッセージを吐くので助かっている)。とはいえ、名前で動作が想像つかない物や、欲しい機能を実装しているBluePrintの関数がないかを探したりするために、UE4のソースコード検索システムを用意してある(この手の進め方はAndroidで散々やってきたので慣れた物)
UnrealEngineはリアルな世界向け
試作でいろいろ試しに作ったりしてみたが、UnrealEngineはリアルな世界を再現するようなゲームに向いている気がする。逆に言うとリアルには無い世界を再現するのは難しい気がしている。 例えば世の中には3Dであってもゲーム的な世界観を持つゲームも多い(スーパーマリオギャラクシーなんかがそう) 今の私はデフォルトのUnrealEngine4ではスーパーマリオギャラクシーの世界をそのまま再現するのは難しい気がする(ソースコードにかなり手を入れればできるとは思うが) 最も問題になるのが重力の扱い。UnrealEngineは、基本的にはZ軸方向に重力がかかることを前提に設計されて雰囲気があるので、重力が可変となる環境を再現するのは難しい気がする。 てことで、3DのゲームはすべてUnrealEngineで簡単に再現できるかというと、そうでもないんだよー、ってことがよく分かった。この後も引き続き調べていくので、また何か分かったらblogに書いてみようかと。