忙しくしている間にUbuntu 8.04 LTS Serverがリリースされてた。 時間も少し取れたので、Ubuntu 8.04 LTS Serverへアップグレードに挑戦してみることに。アップグレード初体験なので、少しドキドキ。
アップグレードの方法は基本的に、Upgrading to Ubuntu 8.04に書いてある事を実行するだけなんだが、かなりアッサリした内容なのでもう少し詳しく書いておく。
/etc/apt/sources.listのdapper-updatesを書かれた行のコメント(#)を削除する
$ sudo nano /etc/apt/sources.list
で、sources.listを編集する。
# deb http://jp.archive.ubuntu.com/ubuntu/ dapper-updates main restricted # deb-src http://jp.archive.ubuntu.com/ubuntu/ dapper-updates main restricted
の行の#を削除する。 念の為に
$ sudo aptitude update
最近はhttp接続だと調子悪いので、接続先をhttp://jp.archive.ubuntu.com/からftp://jp.archive.ubuntu.com/に変更。
update-manager-coreパッケージをインストールする
$ sudo aptitude install update-manager-core
でOK。このupdate-manager-coreがインストールできないとアップグレードできないので、そのときはsources.listなどを確認してみましょ。
「do-release-upgrade -d」をターミナルから実行する
$ sudo do-release-upgrade
アップデート中の内容は
で、必要なパッケージをダウンロードしてアップデートされていきました。 私の場合は、220MBほどあったので(もちろん環境による)、10分ほどダウンロードしたのちアップグレード開始。
バージョンアップされるパッケージは、「設定ファイルを新しくする? 今のを使う?」と頻繁に聞いてきます。 dを押せばその差分が見られるので、差分を見てから判断するのがよいのではないかと。
アップデート完了後
とくに問題なく動作しているっぽいです。バージョン確認も。
$ cat /etc/lsb-release DISTRIB_ID=Ubuntu DISTRIB_RELEASE=8.04 DISTRIB_CODENAME=hardy DISTRIB_DESCRIPTION="Ubuntu 8.04"
なんか、拍子抜けするぐらいに簡単でした
補足:指摘により若干修正しました。