週末にActionScript3.0でプログラムを作成してみた。その際に気がついたことのメモ。 JavaScript(か、他の言語)は分かるがActionScript3.0はこれからという人向けです。
ActionScript2.0では勉強してはいけない
メソッドやイベント定義などはActionScript2.0と異なっているので、よほどの理由がない限り、2.0では勉強してはいけない。 とはいえ、世間には2.0の本の方がまだ多いみたいなので、購入時は注意。
オブジェクト指向の考え方は必須
かなり大雑把に言うと、ActionScript2.0がVBライクというならば、ActionScript3.0はJavaScriptライクな雰囲気がある。 そういう意味でも、他の言語でもよいから、オブジェクト指向に馴染んでおくと、ライブラリの扱いもすんなり覚えやすい。 このあたりも、ActionScript2.0では勉強してはいけない理由になっている。
文法はECMAScript4に強い影響を受けている
JavaScriptも、もとはECMAScriptから派生した言語。なので、ifなどの基本的な構文はJavaScriptといっしょ。
Flex3SDKだけでも開発できるが、かなり不便
swfファイルを生成するだけならFlex3SDKでも可能。
ただし、デバッグ環境がかなり貧弱。
fdbというCUIなデバッグ環境もあるのだが、かなり不便なので実用に向かない。しかも、trace関数(C言語でいうprintfに相当)のデバックもできないし(出力先がないから)mm.cfgを設定することで、trace関数の出力が可能でした。
本格的に開発するつもりならばFlex Builder3 Standardの購入した方がよい(体験版もあるよ)
画像の管理単位は基本的にスプライト
Windowsのように、1つのパネルにlineToなどでベタに書くこともできるのだが、スプライト単位で画像を管理することもできる。 ここでいうスプライトとは、一昔前の家庭用ゲーム機にあったスプライト(wikipedia)とおなじ概念のこと。 1つ1つのスプライトに描画して、それを重ねて画面を構成している。アニメーションなどを行うときは、そのスプライト自体を操作する(座標移動など) 画像のアニメーションをなどを行なう機会が多いからかな?
ActionScript3.0(というかActionScriptについて書かれたサイト)が少ない
これが意外だったのだが、日本語の情報がすくなく、総合的にActionScriptを扱ったサイトが見つからなかった。 なので、私がメインに参考にしているのは、ActionScript3だったりする。
こんな感じかな。 思いついたとき、また追加します。
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