事の発端は、さくらインターネット スタンダードプラン(以下さくら)でredmineが使えなくなった事から始まる。
作成しているアプリのコードを登録しようと2週間ぶりほどにredMimeにアクセスしようとしたところ、まったく接続できなかった。
とりあえず、さくらへSSH接続しruby dispatch.cgiして原因追求みたところ
Fatal error 'Cannot allocate red zone for initial thread' at line 384 in file /usr/src/lib/libthr/thread/thr_init.c (errno = 12)
というエラーがズラりと表示された。
このエラーメッセージじゃ何の事やらさっぱりなので、ググってみるとttt: (FreeBSD7) Fatal error ‘Cannot allocate red zone for initial thread’ at line 382 in file /usr/src/lib/libthr/thread/thr_init.c (errno = 12)に解決方法が。どうもFreeBSD6からFreeBSD7へのアップグレードした際に起こる問題らしい(FreeBSDには疎いので、よくわかんかなったが)
で、このエラーを修正するには、portupgrade -fでビルドしなおせと。
はい? ビルドしなおせ? 共用サーバだから無理。もし自前でビルドしたとしても、他ライブラリのアップデートでまた問題が起きる気がしないでもない。あと、さくらでRails使うとcgi起動になるから何かと遅いし。
方々で運用しているサイトをさくらにすべて集約させるつもりだったが、今回のように共有サーバでは無理な事も少しづつ発生してきた。という事で、ここはVPS(Virtual Private Server)と契約する事に。
VPS(Virtual Private Server)とは
VPSとは、個々のユーザーに仮想機械内において管理者権限 (root) を付与し、共用サーバにおいて専用サーバのような環境を実装するものであ る。これによって管理者権限を必要とするソフトウェアのインストール等が可能になる。 バーチャル・プライベート・サーバ - Wikipedia
共有サーバは物足りないが、専用サーバーまでは必要ない場合にちょうどよいプラン。自宅サーバーでWebサイトを運用している人にはちょうどいいかも。電気代等を考えてもVPSにした方が安く上ったりもする。
使用料金も月々$20(HDD 10GB/メモリ 256MB)からと手頃。VPSでも不満になってきた時に、はじめて専用サーバを検討したらいいのではないかと。
VPS選びはlinode.comと契約してみたで。