Blogに書くまでが勉強会です。4/25(土)にあった第1回Android勉強会@金沢支部に参加してきた。参加人数は41人ほど。FxUGと違って、いかにもエンジニア的な人が多い気がしたのだが。で、その勉強会に参加した感想など。
AndroidはiPhoneとはまた違う市場を狙っている印象を持った。Androidは、Android自体を全面に押し出して展開する事もなく、組み込みOSとして地道に裏方の仕事をこなす存在なのが十分に感じられた。また、ライセンス等にも十分考慮されているので、GPL汚染など組み込みOSに不満を持っている人にも福音となっている気がしている。様々なデバイスへの組み込みも比較的容易な感じだし。
あとは、国内キャリアがどのようにAndroid携帯を出してくるのか注目している。Android 1.5からIMEが使えるようになるそうなので、今年の秋バージョンあたりから国内キャリアでのAndroid携帯が披露されるのではないかと期待しているのだが、はてさて。
また、Appleのようなキツい縛り(ロードマップが見えない,NDAなど)がない分、iPhone(AppStore)の現状に不満を持っている人がこぞっとAndroidに流れてきてもおかしくない気もしている。特にFlasherな方々などは。
携帯以外の目線でAndroidを見ないと、このOSの本質を見落すよ、と一応警告(誰に?)
人生初のライトニングトーク
って事で、Android勉強会@金沢支部で発表したAndroid開発におけるScalaの紹介をしたスライドを置いておく。 人生初のライトニングトークなのでちょっと緊張した。反省点も多いが、初めてにしては良くやった方ではないかと自画自賛。
twitterの話も盛りこんでみたが、ついったったーが参加者全体の2割程度しかいなかったのが意外だった。なんか硬めな人多い気がしたのは、やっぱり組み込みメインな話だからか?
続きはBlogで、とスライドにも書いたとおり、このネタは継続して調査し、実際にアプリ開発に使用する予定。.Net Frameworkでも使えるし。
今まで関数型言語は多数開発されてきたが、いまいち研究用という感が拭えない印象の物が大半だったのだが、Scalaに関してはかなり実用的(現実的)な所も考慮して設計されているいう印象を持っている。オブジェクト指向と関数型言語のハイブリット設計、JavaVMや.Net Framework上での動作、コンパイル実行などなど。Scalaの存在自体はごく一部の方のみが知っているという印象だったのだが、個人的には、今後どんどん広まっていくのではないかという期待は持っている。