先日、FxUG@福井で話してきた。前回のFxUG@石川でオライリーのAIR本をもらったので。
Adobe AIR クックブックの感想
オライリーの本は外れが少ないので好んで買うのだが、今回の本もよかった。さすがにクックブック(要はTips集)なので、この本でAIR入門書には向かないのだが、普段からAIRの開発をしている人が辞書代りに使うのにちょうどよい。幅広く網羅されているので、AIRの開発に慣れた頃に参考にするのはしっくりくると思う。
Adobe AIR クックブック ―プロフェッショナルに学ぶRIAプログラミングの実践 | |
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FxUGでの発表
で、その引き換えにFxUGで話するという暗黙のルールがあったので、今回話してきたわけで(笑)
今回はUIとユーザーインターフェイスの心理的負担についての話。
詳細はPreziのプレゼンを見てもらうとして。
書いている最中に思ったのが、ユーザーインターフェイスってマジック(奇術)につながる物があるよね、という事。
マジックの種明かし
マジックは人間心理の裏をかく事で、人々を驚かせたり、喜ばせたりする技術の集大成であるとも言える。しかも、マジックそのものの歴史はかなり古く、紀元前には既にあったらしい。そこから今日まで、さまざまな人が人間心理を研究し、その裏をかき、ネタを考え、が繰り返されてきたわけだから、人間心理の研究やそのノウハウ(驚かせ方など)は膨大な量に上るはず。
マジックは人間心理の裏をかいたネタがすべて。右手に注意を向けさせて、その間にもう一方でタネを仕込む、人間の視覚の死角を利用する、など例はいくらでも上げられる。
そういったマジックで使われているタネや、その背景 にある人間心理を研究すると、より快適なユーザーインターフェイスが構築できるんじゃないのかなーと、そんな事を考えた次第。
データ読み込み中など人間が待たされているという自覚を持たせずに待たせる演出、知らない間にユーザーにソフトの使い方をマスターさせる方法、などいろいろ応用は効くのではないかと。
そんな風に、特にユーザーインターフェイスに関しては、IT以外から取り込んだ方がうまくいくんじゃね? と、そんな事を考えながらスライドを作成したのだった。
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