このネタは、誰でも思いつくだろうし、何より私が欲しいので、あえてここに書く。 ネタをパクってでも何でもいいから、とにかく世に出てほしい。出たら買う(かも)。
で、何が欲しいかというとAndroidを搭載したデジタルカメラ。コンデジでもイチデジでも、どっちでもいい。
デジカメ& Android で何がうれしいのか?
利点は大きく分けて2つ。
アプリケーションが動くメリット
既存のデジカメだと、ちょっとした画像加工をする場合、例えばセピア調、モノクロ等の加工は、
- カメラにあらかじめ用意されている設定をそのまま使用する
- Photoshop等を使って自分好みの絵を作る
の2つしかない。
カメラにあらかじめ用意されている設定だと、使うのはお手軽だけど、プリセットされている色合いの設定が気にくわない、加工できる選択肢が少ない事等の不満が生じる。
Photoshopを使用すると、自分好みの絵が作れるのが、何よりお手軽にはできない。あお、そんな複雑な事をしないで、スクリプト処理できるようなお決まりの加工で満足できる場合も多い。
その両方を不満点を満たすにはアプリケーションを自作するしかないだろうと。お決まりの画像画工なんてアプリケーションを用意してやれば、すぐにできるようになる。色合いが気にくわないのであれば、そのアプリケーションの設定を変更してやればよい、という事になる。
ネットワークの充実
Eye-fiやCEREVO CAMが登場し、カメラがネットに接続される事がようやく世間に認知されはじめた昨今。カメラもネットワークに参加すべき。それによってより便利になるのでは、と。
例えば、外出先から自宅のWifiエリアに入った瞬間、カメラのデータが自動的にFlickrへ転送されたり、転送後は記録メディアの空き容量を判断して、不足しそうであれば古いデータから優先的に削除して、空き容量を自動的に確保してくれたら便利だよね(自動的に充電までしてくれたら言う事無いのだが)
日常的によく起こる不便(転送忘れ、容量不足等)がかなり解消されるのではないだろうか。より便利になる事で、カメラが今まで以上に日常的なものとなり、普段の記録を気軽にカメラに残せるようになる、と。
iPhoneでも可能なのか?
そういう理想に現状一番近いのはiPhoneやAndroidケータイだったりするのだが、残念ながらカメラの性能があまりよくないので…。画像加工やアップロードをするのはアプリが揃っていて非常に便利なんだけど。
あと、iPhoneのあの外観を崩さずにカメラの性能を上げるのは物理的に無理な気がする。
突きつめていくと
今までハードで処理されていた事(画像変換等)は、次々とソフトに置き代えられていくのかなーと。
あと、ユーザーが作成、提供したアプリケーションをハードに内蔵させる事ができる時代になりつつあるのか、とも。AmazonやTwitterなどはAPIを公開し自らをプラットフォーム化し、ユーザーがAPIに対応したアプリケーションを大量に作成した事で、さらに魅力を高める事に成功したよい事例。その波がようやくハード(家電)にも押し寄せつつあるのかな、と思うわけで。
API(SDK)を公開する事は、メーカーが想定していなかった使い方がされる可能性があるという意味では、ハードメーカーは非常に消極的になるのも分かるのだが、それが逆の意味ではハードの魅力を更に高める可能性もあるわけで。今の機能競争のネタ切れっぽい状況から一歩抜け出す事ができるんではないか、と。
デジカメメーカーさん、今がチャンスですよー。
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