新年明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。
で、年末年始にかけてAndroid x86をVMWare Fusion 3にインストールしていた。
なんでも作っちゃう、かも。 x86 Android Donut on VMwareを参考にしながら、ソースからインストール。
Android-x86ソースコードの取得
$ mkdir android-x86
$ cd android-x86
$ repo init -u git://git.android-x86.org/platform/manifest.git
$ repo sync
2010/02/08 リポジトリのpathを変更しました
ビルド
$ make -j4 usb_img TARGET_PRODUCT=eeepc
仮想ディスクの作成
$ qemu-img convert out/target/product/eeepc/eeepc_usb.img -O vmdk installer.vmdk
$ qemu-img create -f vmdk android.vmdk 4G
と、ここまでは同じ。
VMwareで新規仮想マシンを作成
新規で作成し、オペレーティングシステムは Linux - その他のLinux 2.6.x カーネルで作成する。あとは、適当にこんな感じで。今回はandroid-x86.vmwarevmと名前をつけて作成した。
VMwareのIDEディスクの設定
先程作成したinstaller.vmdk, android.vmdkは、android-x86.vmwarevm以下にコピーし
ide0:0.present = "true"ide0:0.fileName = "android.vmdk"ide0:1.present = "true"ide0:1.fileName = "installer.vmdk"
vmxファイルに追加した。不要な定義は後で削除できるので、今回はそのままで。
BIOSの設定変更
今回は、primary slaveから起動する必要がある。こんな感じで。
起動後
0: sysloaderを選択
一番下のInstallationを選択
パーティションを作成
パーティションを作成する必要がある。Create/Modify partitionsを選択。
こんな感じでパーティション作成
sda1にインストール
無用なトラブルを避けたいのでext3でフォーマット GRUBのインストールもyes、とにかくデフォルトで進める。リブートした後はBIOSの設定をPrimary Masterが優先して起動するように変更
で、このGRUB画面が表示されればOK。メニューを選択するとAndroid for x86が起動する
日本語環境が...
日本語入力環境が無い事には使いものにならないので、とりあえずOpenWnnをビルドしてインストール。
@androidzaurus氏の事前の指摘通り、動かない。次にSimeji for x86を作成しようと悪戦苦闘。と、twitterでつぶやいていると、OpenWnnのx86のsoファイルを用意したら、simejiのパッケージ作るよー、とありがたい言葉が。
で、何度かのやりとりの後、見事simejiがAndroid for x86で動くようになった。感謝 > @adamrocker 氏
このあたりの顛末は、throw Life - x86で動くSimejiを見ていただくとよいかと。ダウンロードもできます。
これで、ぐっとAndroid for x86の実用性が一歩前進した。すんごく嬉しい。
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