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日常とか技術とか

REX-USB60をMacで使えるように

製品メーカーではMacへの正式対応を表明してないが、Mac用のドライバがあれば使えるようにする方法。

今回は、手持ちのREX-USB60(USB-シリアル接続ケーブル)をSnowLeopardで使えるようにしてみた。この製品はメーカーではMacをサポートしてない。

使用チップを調べる

基板のチップを見る、商品名でググる、分解する等で使用チップを調べる。今回はREX-USB60でググってチップ名が判明した。PL2303というタイプ。

ドライバダウンロード & インストール

次にMacOS X用のドライバの有無を調べる。ドライバが存在しなかった時点でアウトだが、今回の場合はMacOSXのドライバがあった。ダウンロード&インストール

製品ID,製造元ID,場所IDをメモる

SnowLeopardのシステムプロファイラを起動し、USB接続の中からREX-USB60を探し、製品ID, 製造元ID, 場所IDをメモる。 今回の場合は順に、0xb000, 0x0584,0x1d100000だった。

ドライバの設定を変更する

ここからが肝心な所。

/System/Library/Extensions/ProlificUsbSerial.kext/Contents へ移動し、Info.plistを編集。

編集する個所は3つ

製造元ID → idVenderの数値(1412) 製品ID → idProductの数値(45056) 場所ID → dictの数値(1d10_0000)

と変更。あとは、 sudo kextload -t /System/Library/Extensions/ProlificUsbSerial.kext してドライバを認識させる(再起動でもよい)

ターミナルソフトをインストール

今回は、macportからkermitをインストール。minicomでもいいけど。お好みで。これでシリアル接続できるようになった。うれしい。

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