ネットワーク環境を今さらながら802.11n / Gigabit Etherな環境にした。と言っても、無線ルータを最近のモノにしただけだが。で、今回購入したのはコレ。
![]() | BUFFALO おまかせ節電 USBポート搭載 11n/b/g対応 ハイパワー 無線LANルーター Air Station 単体 WZR-HP-G301NH バッファロー 2010-02-27 売り上げランキング : 14 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
その前は3年前ほどに購入した 802.11g / 100Base-T なルータを使用していた。無線ルータを新しくして、大容量データをいくつか転送してみたりしてテストしてたが、11nを使う事でデータ転送はここまで早くなるのかと、すこし感動すらした次第。ただこの転送速度向上が、データ転送の待ち時間短縮以外にも様々なメリットがあるのが見えてきたので、それをメモしておく。
速度向上におけるメリット
真っ先に挙げられるのはこれ。11nな環境のおかげでPC 〜 NAS間のデータ転送にかかる時間が劇的に短くなって単純に嬉しいというのがあるのだが、それ以外にもメリットがあった。
というのは、今まではMacBookProのTimeMachineによるバックアップをUSB接続の外部HDDに行っていた(FireWire 800が早いというのは最近知った orz)。外部HDDを利用する主な理由はバックアップの速度によるもの。しかし、無線ルータを変更して無線LANでの転送速度が向上する事で、ネットワーク経由でも今までの外部HDD以上の速度で速度でバックアップできるようになった。という事で、バックアップ用HDDは引退する事に。
WEPルータの撤去
今までは、WPA2接続の無線ルータ1台と、DSやPSP用にWEPな無線ルータ1台の計2台で運用していた。しかし、このルータにはWEP接続をインターネットのみに接続させ、内部ネットワークにアクセスさせない機能があったので、今まで使用していたWEPルータが不要となり撤去した。で、無線ルータまわりのケーブルがすっきり。これは思わぬメリットだった。
インフラ重要
今までは、日常的に大容量なデータ扱っている訳でもなく、11n / Gigabit Etherにした所でさほどメリットは無いあろう思い、そのままにしてきたのだが、今回無線ルータを変更して速度向上や機能アップを知る事で、この考えが間違っていたという事がよくわかった。
転送速度向上というのは、ただデータ転送時間を短縮するだけでなく、それに伴ないネットワークの設備や構成をも変えてしまうものだという事が分かっていなかった。今回の場合は、外部HDDとWEP用ルータが不要になったのだが。これからは、PCそのもののリプレースだけでなく、無線LANルータなどのネットワーク機器も定期的にリプレースしていく必要があるのだなーと痛感した次第。
単純に新しいものはいいよ、というオチに。