先日から始まったオライリーで2冊オーダーしたらAndroid Tシャツが貰えるキャンペーンの罠にまんまとひっかかり、最近発売された「Android Hacks」と以前から購入しようと思っていた「集合知プログラミング」の2冊をオーダーし、今日届いた。オライリーから2冊頼んだら送料無料になるのね、知らなかった。本家の方は2冊頼むと1冊無料になるんだけど。
もちろんTシャツもゲット。
ちなみに、このAndroid Tシャツが貰えるキャンペーンは9月16日まで & 数量限定なので欲しい方はお早めに。
Android Hacks 感想
これまでのHacksシリーズを踏襲した構成となっており、ちょっとしたtipsが大量に掲載されている内容となっている。内容はアプリケーション開発環境の構築からカメラアプリなどの基本的な作成方法まで掲載されているので、これからAndroidアプリケーションの開発をはじめる初心者から、いくつかアプリケーションを作成した事のある中級者にとっては、ちょうどいいレベルではないかと思う。索引もしっかりしているので調べやすいし。
まあ、今までどっぷりとAndroidアプリケーション開発している方にとっては少し物足りない内容かもしれない。そのあたりは、Android Hacks Vol2に期待するという事で(出るのか?)
ちょっと残念だったのがTipsによっては内容が既に古くなっているものがあった事。開発環境のバージョンアップの速度も結構早いのである意味仕方気がする。あと、紙媒体での出版なので、どうしてもタイムラグが発生してしまうというのもあるかもしれない。
今後の要望とするとAndroid Hack vol.2が出版する際は、電子書籍版も同時に出版して欲しい。最新版の内容に追従する事や検索性を考慮すると、やはり電子化されていた方が何かと便利なので。
という事で、これからAndroidアプリケーション開発を始める方は買って損は無い本ですよー、と。
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目次
以下目次(オライリーのサイトより転載)
1章 Android入門Hacks 1. 開発者のためのAndroid入門 2. SDKのバージョン 2章 初級アプリケーションHacks 3. アプリケーション開発環境の構築 4. エミュレータ入門 5. エミュレータHacks 6. アクティビティ入門 7. アクティビティHacks 8. インテント入門 9. ボタンを使う 10. ダイアログを使う 11. 設定値を保存する 12. 保存した設定値を利用する 13. 設定画面を簡単に作成する 14. Mapを使う 15. アラームを使う 16. アニメーションを使う 17. メディアを再生する 18. 非同期処理を行う 19. プログレスバーを使う 20. 音声読み上げ機能を使う 21. ジェスチャー入力を使う 3章 実践アプリケーションHacks 22. オリジナルボタンを作る 23. カスタムViewを作る 24. Viewをドラッグ可能にする 25. OpenGLを使う 26. サービスを使う 27. 位置情報を取得する 28. 位置情報を活用する 29. センサを使う 30. カメラを使う 31. SQLiteを使う 32. コンテントプロバイダを使う 33. コンテントプロバイダを作る 34. ソフトウェアキーボードを作る 35. クイックサーチに対応する 36. Bluetoothを使う 37. ライブ壁紙を作る 38. 外部ストレージ(SDカード)にアプリケーションをインストールする 39. アプリケーションを最適化する 40. Eclipseを使わずにビルドする 41. Android Marketに登録する 4章 ネイティブコードHacks 42. Android NDKの環境構築(Windows) 43. Android NDKの環境構築(Linux) 44. NDKの環境構築(Mac OS X) 45. Android NDKのディレクトリ構成を知る 46. bionic入門 47. アプリケーションからJNIを使う 48. 既存のライブラリを移植して使う 5章 カスタマイズHacks 49. ソースコードコンパイル環境構築(Linux) 50. ソースコードコンパイル環境構築(Mac OS X) 51. Androidソースコード入門 52. Androidコンパイルコマンド入門 53. 開発機に焼く 54. 標準の待ち受けアプリケーションを改造する 55. フレームワークを改造する 6章 デバッグHacks 56. 実機を使用してデバッグする 57. ADBを使用する 58. メモリリークを突き止める 59. Traceviewを使う 60. フレームワークをEclipseでステップ実行する