IntelliJ IDEA 10 Community Editionで、Androidアプリケーションの開発ができるようになったので、ちょっと試してみた。
IntelliJ IDEA 10: free IDE for Android development | JetBrains IntelliJ IDEA Blogが元情報
IntelliJ IDEA とは
Eclipse, NetBeansと同じように無料で利用できるJava IDE(統合開発環境)のひとつ。Java IDEとしては評判も高い(らしい)。
前提条件
JDK6 & Android SDKがインストールされているのが前提。
いちおうEclipseでAndroid SDKを利用できるようにしておくといいかもしれない。参照: Android SDK 2.0インストールメモ
インストール
今回はMac版をSnowLeopard(MacOS X 10.6)で試してみた。
ダウンロードは、IDEA X EAP - IntelliJ IDEA - Confluenceから、Download IntelliJ IDEA Community Edition EAP の下からファイルを選択して行う。EAPとは、Early Access Programの意味で、ベータ版みたいなもの。
ちなみにIntelliJは、IntelliJ IDEA Ultimateは有償版、IntelliJ IDEA Community Editionはフリー版という位置付けになっている(何が異なるのかは、よく知らない)
で、いつものごとくインストール
下準備
アプリを起動し、利用するJDKを設定する。まずは、File > Project Structure を選択
Platform Settings の SDKs でJDK 6を追加。追加するときは、SDKsの右上にある追加(プラスのアイコン)を押す。
メニューからJSDKを選択し、 “/System/Library/Frameworks/JavaVM.Framework/Versions/CurrentJDK/Home"を選択する。
プロジェクト作成
Create New Project(プロジェクトの新規作成)を選択
Create project from scratch(イチからプロジェクトを作成)を選択
Android Moduleを選択。あとはプロジェクトのフォルダを設定。
ソースの場所を指定するのだが、デフォルトのままでOK
ターゲットとなるAndroid OSのバージョンを指定するのだが、デフォルトでは[none]となっている。なので、まずは"New"を押す。
Android SDKのフォルダをしてないので、フォルダを指定する。
利用するバージョンを指定する。今回はAndroid 2.2として作成。
Android 2.2を指定後は、こんな感じ。でOKを押すとプロジェクトが新規作成される。生成されるファイルはEclipseでの開発と同じなので、特に迷う事はないかと。
これでプロジェクトができる。
プロジェクト作成後
内容はいつものHello, Worldが自動生成され、実行するとエミュレータが起動して実行される。
今回はここまで確認した。デバッカが動くかどうかはまだ未確認。