これからBeagleBoard-xMで開発を始める人に送る必要な機材をリストアップ。前から書こうと思って忘れてた。
以前のBeagleBoardよりオンボードでEthernetなどの様々なインターフェイスが搭載されたので、購入すべき機材は減った。まあその分単価は上ったけどね。
ということで、以下機材リスト。
BeagleBoard-xM
まずは、これが無いとはじまらない。日本のdigikeyから購入。海外からの輸入品になるのだが日本語でオーダーできる。他、商社などでも扱っているようだが、当然ながらdigikeyから購入するよりは高くなる。
購入する際のヒントを出しておくと、法人より個人で購入した方が輸入に関するやっかい事が少ない(軍事転用などの確認が行われる)ので、手早く入手したい時は個人として購入する事をお勧めする。
microSDカード
基本的には、どのカードでも動くはず。ただ、カードによって起動時間が異なる(Read性能に依存?) Class 10のを購入とよいのではないかと。
容量は4GBを購入しておくと無難。
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USB Hub
本来であれば、BeagleBoard-xMに5VDC@2.5AなACアダプタで電源を供給することで、標準のUSB4ポートはすべて使えるはず。
ただ、接続するデバイスが4ポートで足りるか? 電流は不足しないか? 等の不安もあるので、USB Hubは、セルフパワーを 利用するのがお勧め。これだと電流不足によるUSBデバイスの動作不安定など、やっかいなトラブルに巻き込まれずに済むので。
DVI-HDMI接続コンバータ
HDMI端子があるディスプレイなら、HDMIケーブルをそのまま利用して表示する事もできるが、解像度の制約もあるので、DVIに変換して表示した方がなにかと融通が効くのではないかと思う。
USB-Serial変換
PCにRS232Cのインターフェイスがあれば不要だけど、最近のPCには無い事が多いので。これが無いとBeagleBoard-xM本体設定が変更できないのだ。あとは起動ログを見るときも利用する。
エレコムなど各種メーカーから販売されているが、私が利用しているのはラトックシステムのUSB-シリアルケーブル。
MiniUSBケーブル
おいらはACアダプタを利用せずMiniUSBケーブルでBeagleBoard-xMに電源供給している(BeagleBoard-xMはUSBケーブルからの電源供給でも稼動する)
あと、PCとBeagleBoard-xMとを接続する事で、adbコマンド(Android内部のターミナル)でAndroidへのアクセスが簡単に行えるようになる、というのもある。Ethernetを通してやりとりする方法もあるけど、何かと面倒だし…。
あとは
あたりが必要。不要なものが家にころがっているはず。参考になれば、と。
2012/1更新 USB-シリアルケーブルのオススメを変更