今年9月下旬ごろに契約したb-mobile TalkingSIM(U300)だが今月末で解約する事にした。
その理由は、この2点。
b-mobile U300はPCでの利用に不向き
b-mobile TalkingSIM(U300)のデータ通信速度は、b-mobile U300と同じく上下300Kbpsである。この環境でデザリングを利用してPCでのインターネット接続を何度か試してみたが、やはり常用には厳しいという印象が拭えなかった。
購入時には通信速度が出ない事は十分理解しており、gmailができればいいやー、ぐらいのつもりでいたが、いざ利用してみるとgmailでのメールチェックですらモタつく(タイムアウトしそうになる)のは使ってて辛いし、それにgmailの画面が表示されるまでの時間ももったいない(かなり待たされる)
新着メールチェックや簡単な返事ばかりであればAndroid端末だけでも十分だが、文字入力速度の面や、データ添付する事を考慮すると、PCでもインターネットがちゃんと利用できるようにしたい。
PCに接続してもストレスが溜まるだけなので、ここ2ヶ月はPCに接続してテザリングすることなく普通にAndroid端末のSIMとして利用していた。
HTC Ariaが魅力的すぎる
そんな悩みを抱えていたところに登場したのが、イーモバイルの
HTC Aria
イーモバイル回線が利用できるAndroid端末で、Androidのアプリケーションが利用できるし、モバイルWifiルータとしてPCをインターネット接続するのにも利用できる。通信速度も実用には十分(5.8Mbps/7.2Mbpsとあり、これはエリア次第)。
今までもPocketWifiというポケットWifiルータがあったが、それだとPocketWifi + Android端末と常に2つ持ちかねばならない事になるので二の足を踏んでいた。が、しかしHTC Ariaだと1台でまかなえる。
ちょっとした外出であればAndroid端末だけ持ち歩いて、新着メール確認やtwitterからのポストもできる。
PCを持ち歩いていれば、HTC AriaをモバイルWifiルータとして利用してインターネットに接続する事もできるという、まさに私のニーズにピタっとハマる。回線費もtalkingSIMを解約することで+1000円程度に収まるし。
結論
b-mobile TalkingSIM(U300)、b-mobile SIMは、スマートフォンの通信用SIMとして利用するのは速度的、エリア的に問題無いし維持費も安いので、スマートフォンを電話ではなくインターネット端末っぽく利用するのであれば、b-mobileのSIMを利用するのはお勧めできる。
しかし、テザリングしてPCでインターネットをするには、通信速度が厳しいので、PCをインターネット接続する事も考えているならば、HTC Ariaを購入するのがよいのではないだろうか、と。