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VMware Workstationで環境構築してみた

仕事でさまざまなOS環境を利用するという事情もあり、開発機にUbuntu 10.04をインストールして、そこでVMwareWorkStation( 7.1.3, Linux版)を利用して、業務別に仮想マシンを構築し使い分けることにした。

VMwareWorkstationを利用するメリットは、1台のPCで複数のOSを使えるという理由のほかに

  • バックアップ取るのが楽(VMイメージをまるごとコピー、あとはSnapShotの機能もある)
  • マシンの移行が楽(基本的にVMメイージをコピーするだけ)
  • 操作を録画できる

というのもある。

ってことで、現在はVMwareWorkstaionを試用版として利用中。で、その環境構築する際にいろいろハマった点があったので、構築メモとして残しておく。

ホストOS 32bitで構築した場合

最初はホストOSをUbuntu 10.04 Desktop 32bitにして、ゲストOSを構築していった。VMwareWorkstationは、32bit版の方が安定しているかなー、という推測で。

最初にゲストOSとしてUbuntu 10.04 Desktop 32bitをインストールした。これはうまくいって、安定して動作している。

次に、Ubuntu 10.04 Desktop 64bit版をインストールにチャレンジしたのだが、これがもう…。インストール中に止まる、インストールがうまくいっても動作中に止まる事も何度も。何度か再インストールしてみたが安定せず、結局は諦めた。

ホストOS 64 bitの場合

次にホストOSをUbuntu 10.04 Desktop 64bit版に変更してみた。

結果からいうとゲストOSのUbuntu 10.04 Desktop 32bit版、64bit版のどちらも安定して動作した。

あと、こころなしか、ホストOSは64bit版の方が快適に動作するような。

やっぱり32bitOS上で64bitOSを動かすのには無理があったのだろうか。VMwareWorkstation7.1の資料では、Ubuntu10.04はゲストOS、ホストOSとしてサポートしているとは書いてあったのだが。

VMwareWorkstation 64bit版の起動時に

VMwareWorkstation 64bit版を起動したとき「Linux Kernel Headerの場所を指定してくれ」という趣旨のダイアログが出た(撮影し忘れた)

しかし、該当するHeaderファイルはデフォルトではインストールされていなかった。

そしてググって解決。その方法は以下の通り。

$sudo apt-get install gcc build-essential linux-headers-$(uname -r)

という感じで、ビルド環境とヘッダをインストールしたらOK。あとは、ダイアログの指示通りにヘッダファイルの位置を指定するだけでよい。

結論

ゲストOSとして64bitOSを動作させたいのならば、ホストOSも64bitにすべき。