電子、電気系な雑誌であるInterfaceでお馴染のCQ出版さんですが。そのCQ出版さんが開催している講座の一つとして「Androidを利用した組み込みシステム開発の基礎」が開催され、私が講師をすることになりました。
場所は東京の巣鴨、期日は5/28(土)で10:00〜17:00と1日たっぷり組み込みAndroid漬けです。詳細は、Androidを利用した組み込みシステム開発の基礎 [講師による実験実演付き]にて。
概要
組み込みAndroidの基礎ということで、Androidそのものの解説からはじまって、組み込みAndroidを扱うのに必須なLinuxカーネルの知識、Android Frameworkの内部解説、開発環境の解説を、途中ソースコードの解説など実演を交えつつ行います。
後半には、BeagleBoardを利用して、実際にカメラなどのデバイスをAndroidで制御するための手順、こちらも実演を交えて説明するといった、そんな内容となっています。
ちなみにAndroidアプリ開発の話は触り程度しか登場しないので、ご注意を。
予習しておくとよいかも
この講座は「基礎から学ぶ組み込みAndroid」に書かれたている内容にちかいテキストをつかって進めていきます(大人の事情により、この本はテキストとしては利用しませんが)
シーアンドアール研究所
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この本をつかってあらかじめ予習しておくと、講座の内容はかなりスムーズに理解できるのではないかと思います。予習の大切さは大人になってから知りました(笑)
メリット
私が考える(本ではなく)この講座を受けるメリットは
- 手順が目の前で実演(理解が早まる)
- VMwarePlayer上で動作する開発環境が提供される(この講座限定限定)
- 他にチャレンジしている仲間と知り会える
など。
個人的には、この「VMwarePlayer上で動作する開発環境が提供される」ってのが、意外とメリットがデカい気が。慣れていても開発環境構築するのは最低半日かかる。慣れていなければ、それ以上かかるわけで。
その他
あと、この講座はハンダコテや電気/電子回路は基本登場しません(講師が、その方面に明るくないので)。もっぱらLinuxカーネルやAndroid Frameworkなどのソフトウェアの仕組みの話がメインとなります。
あと、利用する言語はCやC++で、あとはJavaが少し出てくるぐらい(アプリ開発環境の紹介のところで)
申し込み先
Androidを利用した組み込みシステム開発の基礎 [講師による実験実演付き]のページで申しこみできます。
そんなに多くの人が申し込める講座ではないので、受講希望の方は早めに申し込んでおくのがよいのではないかと。ご応募お待ちしております。