UE4のソースコード(Engine\Extras\VisualStudioSnippetsディレクトリ)には、クラス定義、プロパティ定義などのSnippetが大量に存在している。snippetを利用することで、次のような定義が自動挿入できる。
- クラス
- インターフェイス
- プロパティ
- ブループリント関数
- LOG出力
- イベント生成
- イベントのデリゲート
実際にどのようなsnippetがあるのかは、ディレクトリのファイルやreadme.mdをみてもらったらよいかと。
インストール方法
お手軽な方法としては、ホームフォルダ(?)のDocuments\Visual Studio 2013\Code Snippets\Visual C++フォルダに先のsnippetのコードをまるごとコピーしてVS2013を起動するのがよいかと。
実行方法
一般的なスニペットの使い方と同じ。ということで入力方法は以下の2通り。 1. “ue4"と入力して出現した候補から選択して、EnterかTabキーを押して確定する 2. フルに入力してTabキーを押して確定する方法 この手のスニペットは使い慣れれば便利なので、ガンガンと使っていきましょう。
実行例
スニペットはue4から始まっています。ので、ue4と入力すると候補が出力されます。
スニペットを実行してみましょう。 例えばue4classu(Uが接頭辞のクラスを継承したクラスのテンプレート)のコードを挿入します。以下のように入力してTabを押します。
ue4classu
次のコードが挿入されます。あとは必用に応じて変更、追加します。
/** *Comment */ UCLASS(BlueprintType, Blueprintable) class UFoo : public UFooBase { GENERATED_UCLASS_BODY() public: protected: private: };